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~ヤップ島にいつ人々が渡ってきたのか~

 

 考古学的にも色々説がありますが、紀元前15世紀か20世紀頃から、東インドネシアやフィリピン方面からの移住が始まったとされています。その後、長い年月を経て、ヤップ島では独自の農耕漁労文化が育ってきました。タロイモの水田栽培によって安定した食料生産で、ヤップ島は多い時で4万人以上の人口を抱えていたと推定されております。

 一方、ヤップ州の離島の人々と祖先は、メラネシアの島々を渡ってきたと推定されております。長い年月を経て発達したヤップ特有のカヌーと航海術で、西欧諸国に発見されるずっと前からミクロネシアの島々と交流や交易が盛んに行われてました。

 

 

~西欧諸国~占領~戦争~独立~

 

●1525年  ポルトガル人の探検家ディエゴ・ダ・ロシャと一行がユリシー環礁に上陸。

 

1869年 ドイツが最初の貿易会社を設立。

 

1874年 スペインが統治権を主張しスペイン領に。ドイツやその他の西欧列国が通商することも認めていた。 

 

1885年 スペインとドイツの抗争が頂点に達する。

 

1899年 米西戦争に敗れたスペインがグアムを除くミクロネシアの領有権を450万ドルでドイツに渡す。

 

1914年 第一次世界大戦勃発。日本がドイツ領のミクロネシアを占領。

 

 

1920年 日本の委任統治が国際連盟によって承認される。(第二次世界大戦が終わるまでの約30年、日本による統治が続く。)

 

 

1939年 -1945年 第二次世界大戦。

 

 

1945年 アメリカが国際連合の信託統治管理国としてミクロネシアの統治を管理。

 

 

1986年 アメリカとの自由連合協定が施行され、ミクロネシア連邦が独立。 

 

 

 

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